1. 次の詩を視写させ、各行の頭に番号を書かせる。
日曜参観 和田 香織
@ 一時間目の授業が始まった。
A 詩の発表会。
B 心ぞうが、すごくどきどき鳴っている。
C 二十六番がわたし。
D 海老原さんの次。
E どきどき。
F あっ、わたしの番だ。
G 前に出て礼をした。
H 声が出てこない。
I 紙をちらちら身ながら終わった。
J 家で、あんなに練習してきたのに。
K 席について下を向いた。
発問・1 今日は何の日ですか?
○日曜参観日
発問・2 何の授業でしたか?
○詩の授業 ○詩の発表会の授業
発問・3 わたしの発表は成功したのですか?失敗したのですか?
○失敗した
発問・4 それが分かるのは、何行目ですか?
○9行目 ○10行目 ○11行目 ○12行目
発問・5 悲しくてくやしい気持ちが分かるのは、何行目ですか?
○11行目 ○12行目
発問・6 その中でも特に、どの言葉ですか?
○「あんなに練習してきたのに」 ○「下を向いた」
説明・1
「下を向いた」というのは、私がやったこと、つまり行動を書いているだけです。
それなのに、「悲しかった」とか「くやしかった」とか書くよりも、びんびん「わたしの気持ち」が伝わって来ます。
「気持ち」を「行動」で表現しているのです。
2.続いて、次の詩を視写させる。
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