2学期、二重跳び・全員5回以上達成という目標を定めた。3学期は「あと9人」
というところからスタートした。
1月下旬、M君が7回とべたのを皮切りに、次々に8人の子が跳べるようになった。
「あと一人」となったAさんは、2回なら跳べるようになっていた。そんな時、この言葉を紹介する。
平らな所があるから階段は上ることができる。
板書し、ノートに視写させてから、この言葉が載っているページを読み聞かせる。
成功への道は一直線の坂道ではありません。上る時は一瞬で急に上りますが、いくら時間をかけても成果の上がらない真っ平らな時期もあります。つまり直線ではなくデコボコした階段状なのです。階段に平らな部分がなければ上ることはできません。今あなたは一見上っていないように見えますが、大切な足場を組んでいる途中なのです。
「今日までに跳べた人達は、平らな所を越えて一段上ることができた人達なんですね。
Aさんも、きっと跳べますよ。もう、この辺りに来ているのかも知れません。」と付け加える。
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